2022年9月17日(土)、18日(日)の2日間、TOKYO ODAIBA ULTRA PARK Ⅱ(お台場ULTRA JAPAN特設会場/江東区青海)にて「ULTRA JAPAN 2022」が開催。
2019年以来、3年ぶりの開催となったが、その人気は健在でチケットは事前にソールドアウト。
両日ともに久々のULTRA JAPANをたくさんの人が謳歌し、会場内は終始多幸感に溢れていた。
■Martin Garrix、Timmy Trumpet、KSHMR、Zedd、Afrojack など豪華アーティストが集結!
今回はULTRA MAIN STAGEとULTRA PARK STAGE、2つのステージが設置され、前者には国内の人気アーティストに加え、ヘッドライナーに海外のトップスターが多数ラインナップ。
初日まず登場したのはULTRA JAPAN初出演となる現在世界で人気急上昇中のTimmy Trumpet。
ハードスタイルを軸にパワフルに展開しつつ、DJをしながらトランペットを奏でる唯一無二のスタイルも熱気に拍車をかけ、さらにはJポップもマッシュアップするサービス精神旺盛なセットで観客を魅了。
そしてKSHMRもエネルギッシュに攻め続け、ラストのMartin Garrixは人気DJランキングで幾度となく世界一に輝いたその実力を遺憾なく発揮。
自身のヒット曲を惜しみなく披露し、最後までオーディエンスを圧倒。
2日目は一時悪天候に見舞われるもNicky Romeroがその不穏な空気を払拭する見事なプレイで会場を盛り上げると、続くOliver Heldensは極上のハウスミュージックでオーディエンスを虜に。
さらに前回ラストを務めたAfrojackは、持ち前のあらゆるサウンドを駆使したフェスティバルライクなセットで3年前と同等以上の熱気を創出。
そして、「ULTRA JAPAN 2022」を締め括ったのはZedd。「Beautiful Now」や「Stay」、「Clarity」といった自身のアンセムをプレイし幾度となく熱狂を生む中、ハイライトはMartin Garrixのサプライズ出演。前日もMartin Garrixのステージで両者は共演していたが、そのお返しとばかりの登場に会場は歓喜に沸いていた。
■ULTRA PARK STAGEでは気鋭アーティストが躍動、アートやパフォーマンスも充実
一方、ULTRA PARK STAGEには日本のダンスミュージックシーンの今後を担う国内外の気鋭アーティストが一堂に集結。
それぞれが独自のサウンドを打ち出し、ULTRA MAIN STAGEに引けを取らない多様性に富んだステージを構築。
新たな音楽、新たなアーティストとの出会いの場としても大きく機能していた。 また、ULTRA PARK STAGEにはOnitsuka Tigerブースも併設。
そこにはいくつものフォトジェニックなオブジェが並びつつ、 書道家によるライブパフォーマンスや様々なストリートパフォーマンスが展開され、クリエイティブかつ刺激的な空間に。 さらに、会場内の至るところにチルアウトスペースが用意され、ホスピタリティも充実。ゆったりと時間を過ごすオーディエンスも散見。
■都市型フェスならではのファッショナブルなスタイルで会場を彩る来場者
会場には今年のトレンドであるボヘミアンスタイルや、友達やパートナーと色やアイテムを合わせたシミラールックコーデに加え、柄シャツを取り入れたコーディネートも多く見られた。
世界的なトレンドにもなっているストーンやパールを派手に使ったメイク、編み込み・三つ編みヘアなどメイクや髪型にも個性が溢れるファッションで会場は彩られた。
パンデミックを乗り越え世界中でエンターテインメントが再興する中、3年ぶりに開催された通算7回目のULTRA JAPAN。
長いモラトリアムがありながらも開催発表後は大きな話題となり、その後チケットは完売。変わらぬ人気の高さを実証しつつ、当日も久々の開催を喜ぶとともに、ようやくフェスのある日常、ULTRAのある日常へ。止まっていた時間が動き出し、ULTRA JAPANはここからまた新たな時代を歩み始める。