ファッションブランド“Desigual(デシグアル)” は2024年6月6日(木)*現地時間、ここ数年にわたるリブランディングの集大成として、最新の2025年春夏コレクションのファッションショー「Reflections(リフレクションズ)」をバルセロナにて開催致しました。
1984年の創立以来、常にわたしたちの歴史の一部であった創造性、革新性、そして喜びを通して、デシグアルの過去・現在・未来への旅のようなショーは、2024年夏に開催予定の国際ヨットレースであるアメリカズカップが開催されるバルセロナの港で行われ、世界各国のセレブリティ、メディアをはじめとするファッション界およびバルセロナ社交界の著名人を含む400名以上が参加しました。
DESIGUALʼS STORY AND GLOW UP
1984年、トーマス・メイヤーのビジョンのもと、単なる衣類ではない、“人間”のためのファッションを創り出そうとしたのがこの旅の始まりでした。そして、ファッション業界では前例のないユニークで大胆なキャンペーンを展開し、瞬く間に人々の注目を集めるようになりました。デシグアルは、自由かつオーセンティックで前向きな生き方を提案し、バルセロナの精神で世界中の人々とつながってきたのです。
近年、わたしたちは戦略的なリブランディングとリポジショニングに対して取り組んでおり、今回のファッションショーは一つの節目となりました。Alphonse Maitrepierre(アルフォンス・メトロピエール)、Collina Strada(コリーナ・ストラーダ)、Maria Escote(マリア・エスコテ) といったユニークなデザイナーとのコラボレーション、国際的ラテン歌手Nathy Peluso (ナティ・ペルーソ)やトランスジェンダーモデル・女優のHari Nef(ハリ・ネフ)のようなブランドアンバサダーの起用、そしてAIを使った画期的なプロジェクト「オンデマンド コレクション」のような持続可能なコレクションなど 「The New Desigual(ニューデシグアル)」、そして「Glow Up(グローアップ)」の時代、つまり従来のデシグアルから変容を遂げたブランドキャンペーンやプロダクトによって、若い顧客層とつながることができました。
これらの取り組みは、デシグアルがユニークな価値観を持つブランドであり続けるというコミットメントの一環であると同時に、現在のファッション情勢に即した、新鮮でコンテンポラリーなアプローチを提供し続けたいという姿勢の表れでもあります。
今年、デシグアルはカタルーニャで開催される2024年アメリカズカップへの挑戦者、アメリカン・マジックとの長期パートナーシップを開始し、バルセロナ市との親密性を改めて示しました。ブランドの成長と再生は、このような特別なイベントやパートナーシップに反映され、デシグアルの歴史を新たな形で築き続けています。
THE SS25 FASHION SHOW “ Reflections ”
2025年春夏コレクションでは、ブランド創立40周年を記念してそのルーツに立ち返りました。
ファッションショーのタイトル「Reflections(リフレクションズ)」の名前には、過去・現在・未来を鏡に映し出すということ、そして本コレクションを生み出した内省的思考という2つの意味が込められています。
バルセロナの港に設置された全長100メートルを超えるランウェイには、バルセロナの海岸に沈む美しい夕日をバックに、鏡が並べられました。パリを拠点とするクリエイティブスタジオ、MATIÈRE NOIRE(マティエール・ノワール)が監修したセットデザインは、バルセロナの過去、現在、未来を映し出す役割を果たし、JOHN TALABOT(ジョン・タラボット)の音楽でショーに命を吹き込みました。
2025年春夏コレクションは、地中海のルーツ、そしてわたしたちのアーカイブを振り返り、スタイル・革新性・多用途性にフォーカスしています。あたたかい春夏の儚い美しさへの讃歌であり、海辺での長い一日のノスタルジアを呼び起こし、自然の本質を捉えています。
今までデシグアルが発表してきたコレクション同様、喜び、創造性、そして革新の物語なのです。
COLLECTION
「地中海」「夏の夕暮れ」「90年代と2000年代」「サーフィン」「バルセロナ」にインスパイアされたルックのコレクションは、Helena Tejedor(ヘレナ・テヘドール)のクリエイティブ・ディレクションのもと、Desigualのアーカイブから新鮮で現代的な再解釈を加えてスタイリングされました。大胆なVoyagerのマキシバッグ、ヒールにDesigualの “D ”があしらわれたサンダル、GIGI STUDIOS(ジジ・ステュディオス)のサングラスなど、アクセサリーにもこだわりが詰め込まれていました。スカートに埋め込まれたミラー、メタリックやリフレクティブなアクセサリーなど、ショーのメインテーマである「リフレクションズ(反射)」を彷彿とさせるアイテムやレイヤリング、サーフィンにインスパイアされたディテールにフォーカスし、昼から夜まで、デシグアル・ガールのさまざまな瞬間をカバーするストーリーが盛り込まれました。ノスタルジーと我々のファッションに対する姿勢を十分に表現した、万能で若々しいコレクションです。
Max Factor(マックスファクター)、Thuya(トゥーヤ)、Wella Professionals(ウェラプロフェッショナルズ)によるメイクアップとヘアスタイルの提案は、それぞれ自然な美しさを引き立て、海から直行したようなルックを再現。濡れた髪、艶やかな肌、バラ色の頬が、フレッシュで輝きのある艶やかな仕上がりをもたらしました。
LOOK
ハリ・ネフは、スカイブルーからイエロー、オレンジへとグラデーションを描き、最後は強烈なパープルで締めくくる、夕焼けの色にインスパイアされた透明なチュールドレスでショーの幕を開けました。バルセロナの象徴的な夕日をイメージ。
アメリア・グレイは、スパンコール、花柄プリント、透け感など、さまざまなテクスチャーをミックスした胸元で結んだ深いVネックのトップスと、黒のカーゴパンツ、黒のヒールサンダルでショーを締めくくる。ブラックのカーゴパンツにブラックのヒールサンダル。デシグアル・ガールが、自身の改革と来るべき新たな章を宣言する最後のルック。
様々なレイヤーを重ねたアシンメトリーなオレンジのトップスは、サイドトレーンで動きとボリュームをプラス。デシグアルの90年代のアーカイブにインスパイアされた、異なる仕上げのデニムパンツとスタイリング。デニムのヒールサンダルでルックの完成。
ラッフルとサイドトレーンが付いたアシンメトリーなホワイトレースのトップス。デシグアルのアーカイブにインスパイアされたベージュのカプリパンツに、赤いサンダルでポップなカラーリングを。
THE EVENT
バルセロナの港を舞台にしたランウェイは、地中海の水平線をバックに並べられた数々の鏡が鮮やかな夕焼けの色を映し出す中、2024年のデイリー・フロントロウ・モデルに選ばれたスーパーモデルのAmelia Gray(アメリア・グレイ)と、過去2回キャンペーンの顔となった、ハリウッド女優のHari Nef(ハリ・ネフ)がデシグアルの創設者兼CEOのThomas Meyer(トーマス・メイヤー)の娘、Andrea Meyer(アンドレア・メイヤー)と共に、2025春夏コレクションのルックを披露しながら、優雅にランウェイを歩きました。
ショー終了後も、バルセロネータ・ビーチを一望できるデシグアル本社の屋上でアフターパーティが開かれ、Wホテルに宿泊したセレブリティをはじめ、メディア関係者、アーティスト、ファッション業界関係者など、世界中のゲストが参加しました。
また、本ファッションショーは、デシグアルの公式SNSとウェブサイトで中継されたほか、バルセロネータ・ビーチに隣接する本社前に設置された大型スクリーンで一般公開され、たくさんの人たちが楽しみました。
GUEST LIST
ゲストにはParis Jackson(パリス・ジャクソン)、Amelia Gray(アメリア・グレイ)、Hari Nef(ハリ・ネフ)、Ester Expósito(エステル・エクスポシト)、Thylane Blondeau(ティラン・ブロンドー)、Greta Fernández(グレタ・フェルナンデス)のほか、日本からモデル・DJのAMIAYA(アミアヤ)や振付師・アーティストのRIEHATA(リエハタ)を含む、400名以上が参加しました。
他にもAlphonse Maitrepierre(アルフォンス・メトロピエール)、Maria Escoté(マリア・エスコテ)、Collina Strada(コリーナ・ストラーダ)、Jordi Labanda(ジョルディ・ラバンダ)など、設立当初からサポートしてくれている友人たちや、Gala González(ガラ・ゴンザレス)、Miranda Makaroff(ミランダ・マカロフ)、Nina Urgell(ニナ・ウルゲル)といったデシグアル・コミュニティのメンバーたちが名を連ね、デシグアルの2024年春夏コレクションを着用して来場しました。