株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、 代表取締役社⻑:ジャスパー・アスエラス・ウェステリンク、以下フィリップス)は、より良い睡眠の在り方や SAS(サス・睡眠時無呼吸症候群)を発見・治療することの大切さを広めるための啓発イベント『SAS解決!快眠プロジェクト「あなたの睡眠は大丈夫?」 〜SAS(睡眠時無呼吸症候群)啓発イベント〜』を、11 月 19 日(火)に Shibuya Sakura Stage にて開催されました。
本イベントでは、女優・髙橋ひかるさん、芸人・サバンナ・高橋茂雄さん、八木真澄さんをはじめ、ゆみのクリニック渋谷桜丘の土肥智貴先生、ゆみのハートクリニックの本間美穂先生をゲストに迎え、SAS(サス・睡眠時無呼吸症候群)の啓発を目的としたトークセッションを実施されました。
はじめに、MC の呼びかけにより髙橋ひかるさん、サバンナの高橋さん・八木さんの 3 名が登場すると、現在 SAS の治療中であるサバンナ・高橋さんからは、「どうも、SAS 芸人をやらせていただいております!」と自己紹介があり、会場中の笑いを誘いました。それに続き、サバンナ・八木さんは「ブラジルの人、聞こえますかー!渋谷の人、聞こえますかー!」と、イベント会場である渋谷にちなんでお決まりのギャグを披露。そして、髙橋ひかるさんからは、「実は私、眠りに入るのがすごく遅いんですよ。撮影の現場などで⻑時間キラキラのライトに当たっているとアドレナリンが出てしまい、なかなか眠りにつけなくて...。
翌日の台本大丈夫かな、とか色々心配しちゃうこともあって深く眠れていないんです。
今日は睡眠について色々と学べればと思います!」と睡眠の悩みを明かし、イベントへの意欲を示していました。SAS 治療を始めたきっかけについて聞かれたサバンナ・高橋さんは、「5年前に番組の企画で寝ている様子を撮影された時、それを見た病院の先生から、『これは絶対に睡眠時無呼吸症候群です!』と言われたことがきっかけでした。
怖くなっていびきのアプリを使ってみたところ、ずっと MAX で朝までいびきをしていることがわかって...。実際に検査してみたらやはり睡眠時無呼吸症候群という結果が出てしまい、『あなたのあごは睡眠時無呼吸症候群になるために生まれてきた』とまで言われました...。それから CPAP(シーパップ)という機器を使って治療をはじめ、今や CPAP もかなり進化してきましたが、昔は“象か!”ってくらいデカい器具を鼻につけていたんです(笑)」と、経験談を語りました。そして、睡眠の悩みについて聞かれたサバンナ・八木さんは、「奥さんから最近いびきをかいていると言われて、家では僕 1 人だけ 1 階で寝るようにしています。ちょうどいい機会なので、今日のイベントに向けて僕も検査をしてきました」と、この日のイベントをきっかけに、睡眠時無呼吸症候群の検査を試してみたことを明かしました。
その後、サバンナ・八木さんが実際に検査を受けたクリニックである、ゆみのクリニック渋谷桜丘の土肥智貴先生と、ゆみのハートクリニックの本間美穂先生が登場。早速、土肥先生からサバンナ・八木さんの検査結果についての発表があり、「結果は... 1 時間に 14 回の無呼吸が確認され、八木さんは睡眠時無呼吸症候群です!」と、まさかの結果に。思わず八木さんも驚いたリアクションを見せると、SAS の先輩である高橋さんから「ようこそ SAS へ(笑)」といった握手を求める様子が見られるなど、思わぬ形で“SAS コンビ”が誕生しました。土肥先生からは、「SAS の主な負担としては、睡眠の質が低下することによって QOL が下がるだけではなく、心臓や血管、あとは脳、 自律神経にも非常に影響が大きくあります」と、SAS の危険性について説明がありました。そして、実際にどういった方が SAS の可能性があるかどうか、MC から
土肥先生へ質問を投げかけると、「SAS は、働き盛りの世代に多いと言われています。その特徴のひとつとして肥満が挙げられますが、日本人の場合、肥満ではない人も SAS である可能性があります。日本人をはじめとするアジア人はあごが小さいため、無呼吸が発生しやすいといわれています」と、これまであまり知られていなかった意外な事実が。さらに、女性の患者数について聞かれた本間先生は、「睡眠時無呼吸症候群は、成人男性に発生しやすいと思われがちですが、女性やお子さんも発生します。女性の場合は閉経後の女性ホルモン分泌低下が、子どもの場合はアデノイドや扁桃肥大などが、SAS の原因になることがあります。加えて最近では、髙橋ひかるさんのような、若い方も掛かりやすくなっているんですよ」と、女性や若い方の疾患可能性についても述べていました。それを聞いた髙橋ひかるさんからは、「まさに私の友達にも睡眠が浅くて悩んでいる子がいます。そして、年齢は上がりますが私の父はいびきがとても大きいので、今日お話を伺ってみて、父や友人にも睡眠時無呼吸症候群の検査を受けてほしいと思いました」と、自身の友人や家族にも SAS の検査を勧めたい思いを口にしました。
最後に、イベントの感想を聞かれた髙橋ひかるさんは、「周りでも睡眠の悩みを持っている子はいますし、私自身ももしかしたら...という危機感を覚えました。今日は SAS を認知できたのが良かったです。睡眠は生活の上ですごく大事な基盤になっていると思うので、ちょっと思いが改まりました」とコメント。サバンナ・高橋さんは「身の回りの友達にいびきをかいている人が多いので、『試しに一回検査行ってみて!』と何人にも言ったんですよ。ほんならほぼみんな睡眠時無呼吸症候群で...。検査をきっかけに CPAP 治療をしてみるとすごく快適になったと聞いているので、いびきに悩んでいる皆さんはぜひ検査と治療をしてみてください!」と、実際ご自身が治療をしている観点からアドバイスを語りました。サバンナ・八木さんは「本当に、検査結果はね、驚きクラゲ〜〜!!いや、でも本当に動揺していますが知れてよかったです!」と、それぞれが睡眠の大切さや SAS の症状について学び、身近な方へも周知していく意欲を述べ、イベントを締めくくりました。
トークショー後には、一般向けの無料体験イベントとして、クラシック音楽グループ「1966 カルテット」による眠りをいざなう快眠コンサートのほか、SAS(サス・睡眠時無呼吸症候群)の症状や治療法について学べるクイズラリーも実施されました。