山口県萩市にて明治20年から続く伝統を誇る「八千代酒造」と共同開発した、世界限定1,000本の純米大吟醸「十粋」が完成いたしました。この最高級の日本酒は、自社栽培による山田錦100%を使用し、長時間かけて精米歩合27%(市場平均62.5%)まで磨き上げた至高の逸品です。精米から製造、梱包、パッケージに至る全ての工程を「Made in 萩」で完結し、農業と醸造が一体となった匠の技が結集されています。
この完成を祝し、東京ミッドタウン6階「DRAWING HOUSE OF HIBIYA」にて発表会が開催されました。当日は、「十粋」の総合プロデュースを手掛けたAND.io代表取締役 田川貴之氏と、「八千代酒造」の5代目女性杜氏 蒲久美子氏が登壇し、開発の経緯や想い、そして完成秘話をお話しくださいました。
「十粋」の名称には、「十の粋」、すなわち多くの「粋=魅力」を結集したという意味が込められており、「拾粋」「透水」「陶酔」など、関わる人々の想いを表現した多面的な意味が込められています。また、販売時には日本酒として珍しいスリーブ付き仕様が採用されています。このスリーブは、萩市で活躍する線画アーティスト Tamura氏がデザインし、100年以上の歴史を持つ岩川旗店が一つひとつ丁寧に製作。唯一無二のデザインを実現しました。
発表会では、「十粋」の試飲も行われ、ワイングラスで提供された味わいは、多層的な風味の変化が印象的でした。
一口目:キウイのような爽やかな酸味と華やかさ
二口目:山田錦特有の深い旨味と甘み
三口目:温度変化で現れるビターチョコレートのような渋みと透明感のある旨味
さらに、モナコで開催された日本酒コンテスト「MONACO SAKE AWARD 2024」にて、純米大吟醸・大吟醸部門でゴールドを受賞。その表彰式も行われました。
この世界からも高く評価された「十粋」は、雑味を極限まで削ぎ落とし、米本来の上品な甘味と澄み切ったキレのある味わいが特徴です。
限定1,000本のみの「十粋」は、完全紹介制「PURE SAKE OWNERS CLUB」経由でご購入いただけます。詳細は公式サイトをご覧ください。
この希少な感動の一杯をぜひお楽しみください。